物語

 

  • 俺は今まで親父の都合に振り回され、日本の様々な地に転入、転校を繰り返してきた。
    友人もなく、夢もなく、親父に強いられたレールを歩く日々。
    新しく転入した学園は女子ばかりの空間で、男子は虐げられる毎日。
    もううんざりだった。
    無味乾燥な日常を送ることに―――俺は辟易していた。
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  • そんな中―――あいつは俺の目の前に現れた。

  • 一人のヘンテコな少女との出会い。
    それを引き金に俺の因果はあり得ない方向へと歩み始める。
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  • セカイが揺らぐ。
  • 常識が揺らぐ。

  • 日常という名の均衡は崩れた。
    俺の進む先にはなにが待ち受けているのだろうか。
    様々な出会いと執拗が俺の想いや意思を変えてゆく。

  • これは―――
  • ココロとセカイの均衡の物語
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